パチンコ誕生博物館へようこそ!!    


 

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 6月28日、当博物館を開館致しました。

 コロナのため、当分の間、予約制とします。

 ご予約は、「ご利用案内とアクセス」のページ
からお申し込みください。

 


 




新型コロナとパチンコ店


 日本全国、津々浦々にあるパチンコ店の、総売上げのピークは1995年の30兆9020億円である。その後、徐々に減ってはいるが、現在も約20兆円の売上げがある。

 2020(令和2)年4月25日の毎日新聞は、「パチンコ苦情200件 都のチーム現地確認へ」という見出しで、新型コロナの対策に取り組む「特定警戒都道府県」(13都道府県)の休業要請に応じないパチンコ店の問題を大きく報じている。パチンコ店は3密(密閉、密集、密接)状態なので、クラスターが発生してもおかしくない状態にある。にも関わらず、パチンコ等のギャンブル依存症患者は、他人への感染を考えず、パチンコ店に行く。
 パチンコ店を閉鎖する法律は、現在はない。
 私は、パチンコ依存症をなくすためには、パチンコを日本特有のギャンブル文化として、これから新設されるカジノに入れ、巷のパチンコ店をなくすことが必要と考える。私は戦前からパチンコ機を作っていたS氏に取材したが、彼は「私は競馬・競輪はやるが、パチンコはやらない。なぜかというと、パチンコは客が儲かるようにはできていないから」と語っている。

 これだけ大衆に根ざし、これだけ嫌われているパチンコであるにも関わらず、パチンコ誕生の歴史については、いまだに明解な報道がなされていない。
 パチンコとスマートボールは、日本で生まれた遊技機である。
 私は、約30年にわたる、実物の収集と、特許庁、国立国会図書館を初め各都市の図書館、逓信総合博物館等々での調査、遊技機製造に携わった人達への取材、イギリス、フィンランド、アメリカ、台湾での調査等々により、パチンコ誕生、スマートボール誕生を解き明かすことができた。
 
 コロナ禍の今、私のこのホームページでパチンコ誕生の歴史をご覧いただけたら幸いである。




〈ご挨拶〉


 私が創元社より、パチンコのルーツを解き明かした『パチンコ誕生 シネマの世紀の大衆娯楽』を出版したのは、2008(平成20)年8月のことである。資料的な価値があるということで、全国の図書館にご購入いただき、読者から本に載っている現存最古のパチンコ台他を見せてほしいという声が相次いだ。自宅では対応できないので、翌2009年2月、東京銀座の新井画廊で、本に載せた私の版画とともにパチンコ機やコリントゲームを展示したところ大変な反響で、私はNHKテレビ他に出演した。パチンコ業界のお歴々にもご覧いただいたが、業界はパチンコの歴史に関心が薄く、本は当てにしていた業界人には買ってもらえず、ほどなく絶版となった。 

 パチンコ業界は、金儲けには熱心だが、パチンコの文化史には全く関心がないようで、業界が報じているパチンコの歴史は私が本を出す前とあまり変わらず、現在に至っている。手打ち式パチンコは大正末に始まり、約50年間存在した。

 展覧会後、私はパチンコ業界や公共の博物館等々にパチンコの寄贈を申し出たのであるが、パチンコはギャンブル依存症等で非常に評判が悪く、全て断わられた。

 だが、本を出してから12年目であるにもかかわらず、一部の読者からは、いまだに私のもつパチンコ台が見たいという連絡がある。私も歳をとった。そこで私の、手打ち式パチンコの50年間を網羅したパチンココレクションを引き継いでくれる人を探すため、自宅をリフォームし、日曜の午前11時から午後5時まで開館の、「パチンコ誕生博物館」を始めることにした。

 ご覧いただく方に入場料500円分、私がご納得いただけるまで解説いたします。

 パチンコ誕生博物館にようこそ!                         

       2020(令和2)年5月吉日         杉山一夫